第13回国際被害者学シンポジウム

会期:    2009年8月23日(日)〜28日(金)
開催場所: 常磐大学(水戸市)
主催:    世界被害者学会 共催 常磐大学
テーマ:   『被害者学と人間の安全』

 

 

 

ご挨拶

【世界被害者学会会長挨拶】

 

 この度、常磐大学の協力を得て、茨城県水戸市にて開催される世界被害者学会第13回国際被害者学シンポジウムに皆様をお招きできますことを、大変光栄に存じます。

本シンポジウム開催は、被害者学、あるいは被害者の問題に関わる様々な分野、立場で活動する意欲ある方々を発表者として世界各地から迎える点において、大変有意義な機会となっております。目下、常磐大学教職員が一丸となって準備に努め、独創性かつ専門性の高い被害者学シンポジウムが企画されており、ますます期待が高まっています。

本シンポジウムのテーマは、“Victimology and Human Security”(被害者学と人間の安全)です。被害者学の専門家が世界中から参集する本シンポジウムにおいては、被害者学の最新の研究成果はもちろん、拡大しつつある「被害」の新領域、被害者支援の豊富な実践事例など、これまで蓄積された知見や実践のすべてが、発表されます。アジア・オセアニア地域のみならず、中近東、アフリカ、また中南米諸国から、本シンポジウムに多数参加いただけることを切に願っています。できれば、世界中すべての国々から、その経済状況いかんに関わらず、参加者をお迎えするというのが私たちの願いです。国連が後発開発途上国と定める国々の方には、特別に参加費の割引を適用することとなりました。

会期は2009年8月23日から28日までです。皆様には早速予定に組み込んでいただき、早めに参加登録してくださいますようお願いいたします。また、会期前後には、様々なオプショナル・ツアーが企画されており、日本文化に触れる貴重な機会となりますので、ご友人、パートナーの方にも是非参加をお呼びかけいただければ幸いです。さらに、シンポジウムの開催に合わせ、WSVの伝統的な事業である「アジア地域大学院コース―被害者学および被害者援助論―」も、常磐大学国際被害者学研究所との共催で開講される予定です。

2009年8月に皆様にお目にかかれますことを心より楽しみにしております。

世界被害者学会 会長 ジョン・ドゥーシッチ

 

 

【世界被害者学会 World Society of Victimology(WSV)】

 

 1979年に創設された世界被害者学会(WSV)は、被害者学の研究及び実践を推進している世界で唯一の国際的な学術組織です。非政府・非営利団体として国連経済社会理事会及び欧州評議会において、諮問協議資格を有しています。3年に一度、国際シンポジウムを開催するほか、毎年世界の数ヶ所(日本・水戸市、クロアチア・ドゥブロヴニク市、コロンビア・ボゴタ市、エルサルバドル・サンサルバドル市など)で大学院コースを開講しています。様々な研修やセミナーを主催したり、シンポジウム報告書やニューズレターを発行し、被害者の権利向上を目指して活動しています。

 

 

【学校法人常磐大学理事長 挨拶】

 この度、世界被害者学会の第13回国際被害者学シンポジウムが学校法人常磐大学にて開催される運びとなりました。法人を代表する者として、2009年8月23日から28日までの期間、茨城県水戸市にある緑豊かな本学のキャンパスに皆様をお招きできますことを大変嬉しく思っております。

本学は、開学以来いち早く被害者学を講義科目に取り入れ、さらに国際被害者学研究所や大学院被害者学研究科の設置を通じて、被害者学の発展に継続的に取り組み、アジア地域における被害者学の中枢機関のひとつとして役立つことを目指してまいりました。そうした中、この度のシンポジウムを共催する機会を得ましたことは、本学にとりましてこの上ない栄誉であると感じている次第です。過去の国際被害者学シンポジウムと同様、本大会に世界各国から、被害者学の研究者や支援の実務家らが一堂に会し、最新の研究成果や実践事例を発表し活発な討議が行われますことを強く期待しております。

  地球規模で多様で急激な変化にさらされ続けている現代社会の中で、私たちは大変不確実な時代に生きており、「安全」という概念は、かつてないほどに個々人のレベルで注目され、重要視されてきております。本シンポジウムのテーマ“Victimology and Human Security”(被害者学と人間の安全)は、こうした視点から設定されました。この重要なテーマの下に、さらに複数のサブテーマを設けております。被害者学のみならず、テーマに関連する様々な領域の専門家の皆様にも是非ご参加いただき、全体会、パネルディスカッション、ワークショップといった一連のプログラムを通じて、シンポジウムのテーマをめぐり共に議論を深めていきたいと考えております。

また、日本を初めて訪問される皆様には、この機会に豊かな自然や文化遺産に触れていただけますことを願っております。

2009年8月、この水戸の地に一人でも多くの皆様をお迎えできますことを願っております。参加された皆様にとりまして貴重な体験となるよう、本学教職員一丸となって準備を進めていく所存です。

学校法人常磐大学 理事長 諸澤 英道

 

 

【常磐大学大学院被害者学研究科】

 

 被害者学の分野で先駆的な取り組みを続けてきた常磐大学に、2005年4月、被害者問題に詳しい専門家を育成することを目的として、大学院被害者学研究科修士課程が開設されました。研究者をめざす学生のほか、被害者支援従事者、また、法律、行政、福祉、心理、教育等の分野で被害者に接する機会が多い専門家にも有効なカリキュラムを提供しています。さらに、大学院人間科学研究科博士課程(後期)でも、被害者学を専攻することが可能です。

 

 

【常磐大学国際被害者学研究所(Tokiwa International Victimology Institute:TIVI)】

 

  当研究所は、被害者学の学際的な研究及び教育を行うことを目的として、2003年10月に開設されました。研究所の活動として、1. 被害者学に関する幅広いテーマでの研究プロジェクトの遂行、2. シンポジウムや講演会、アジア地域大学院コースの定期開催、3. レフリー付英文学術雑誌(International Perspectives in Victimology)の発刊などを行ない、国内外の大学、研究所、政府機関、被害者支援機関等と連携しながら、被害者学の研究と被害者支援に関する情報の中枢機関となっています。

 

 

 

シンポジウムプログラム

 

テーマ:被害者学と人間の安全

 

  午前 午後
8月23日(日)   参加登録
開会式
レセプション
8月24日(月) 全体会
ワークショップ
全体会
パネルディスカッション
ワークショップ
ポスターセッション
8月25日(火) 全体会
ワークショップ
全体会
パネルディスカッション
ワークショップ
ポスターセッション
8月26日(水) 全体会
ワークショップ
関係機関視察
8月27日(木) 全体会
ワークショップ
全体会
パネルディスカッション
ワークショップ
ポスターセッション
世界被害者学会総会
懇親会
8月28日(金) 総括セッション
閉会式

 

 注:

  1. 公用語は英語です。
  2. 全体会については英語・日本語の同時通訳がつく予定です。その他のプログラムについては、参加者の状況により検討いたします。
  3. 関係機関視察(Scientific Excursion)では、地方裁判所、県警本部、矯正施設、DV被学者支援機関などの見学を予定しています。
  4. 上記プログラム構成については一部変更になる可能性があります。

 

 

 

論文募集

3年に一度開催される国際被害者学シンポジウムは、過去30年以上にわたり、被害者学および関係する領域で活動する研究者や実務家、学生らに、最新の研究成果や実践事例について発表・討論を行う活気に満ちたフォーラムの場を提供してまいりました。2009年に開催される第13回シンポジウムは、「被害者学と人間の安全」というテーマに沿いながら、これまでの伝統を受け継ぎます。
研究や実践の成果について発表をご希望の方は、論文発表、ポスター発表、あるいはワークショップ主催のいずれかから、参加方法をお選び下さい。いずれの場合も、シンポジウムのテーマ、あるいは、いかに掲げるサブテーマに関連するものといたします。なお、論文投稿については英文のみ受け付けます。

 

 

サブテーマ(予定)

  1. 被害者学理論と「人間の安全」
  2. 被害者人権条約(Victim Convention)と国際法および国内法
  3. 権力濫用の被害者ならびに難民および避難民の被害者と国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の業務
  4. 人身売買、性的搾取および国境を越える犯罪(Transnational Crimes)の被害者
  5. アジアを中心とする各国の司法制度における被害者問題
  6. 災害被害への対応
  7. 被害者支援の専門家およびボランティアの連携・協力関係の構築と心理的支援
  8. 先住民および「マージナルグループ」の被害
  9. 家族間暴力、拷問、テロ行為、消費者詐欺およびサイバー犯罪被害者の受ける被害

 

 

アブストラクト受付開始:2008年7月

アブストラクト投稿後、学術プログラム委員会(Scientific Program Committee)から皆様に採用の可否について連絡します。アブストラクトが採用となった場合、フルペーパーを提出いただくこととなります。

 

アブストラクト投稿期限:2009年3月31日(火)
フルペーパー提出期限:2009年5月31日(日)

 

 

 

参加登録

 2009年5月1日(金)までの早期申込期間に参加登録いただくと、参加費が割引となります。また、正規の学生、発展途上国からの参加者には、別途割引料金が適用されます。

 

 

シンポジウム参加費一覧

 

 

 

早期申込

〜5月1日(金)
通常申込
5月2日(土)〜
7月31日(金)
8月1日(土)〜
世界被害者
学会非会員
先 進 国 学生以外 \44,000 \50,000 \55,000
正規学生 \22,000 \25,000 \27,500
発展途上国* 学生以外 \40,000 \45,000 \50,000
正規学生 \20,000 \22,500 \25,000
世界被害者学会会員 先 進 国 学生以外 \33,000 \39,000 \44,000
正規学生 \16,500 \19,500 \22,000
発展途上国* 学生以外 \30,000 \35,000 \40,000
正規学生 \15,000 \17,500 \20,000

 

発展途上国からの参加者には、10%の割引を適用しています。「発展途上国」とは、国連が定める後発開発途上国(Least Developed Countries:LDC)のリストに掲載されている国々を指すものとします。

注:

  1. アジア地域大学院コースに参加する場合、上記のシンポジウム参加費に\3,000が加算されます。
  2. 懇親会に参加する場合は、上記シンポジウム参加費に\5,500が加算されます。
  3. 当日参加の場合、世界被害者学会会員は1日\16,500、非会員は1日\20,500の参加費となります。

 

 

 

アジア地域大学院コース

 第13回国際被害者学シンポジウムの会期にあわせ、第9回「アジア地域大学院コース―被害者学および被害者援助論―」が、世界被害者学会(WSV)および常磐大学国際被害者学研究所(TIVI)の共催により開講されます。このコースは世界被害者学会がヨーロッパや中南米で開講している2週間コースの1つであり、アジアでは常磐大学が第1回(1998年)より実施してきました。コースには、アジア、オセアニア地域を中心として世界各国から受講生が参加し、国内外から講師として集まる被害者学・被害者援助の専門家らと、活気に満ちた2週間を過ごします。講義はすべて英語で行われます。第9回コースの受講生は、2週目に国際被害者学シンポジウムに参加することになります。シンポジウムの閉会式翌日(8月29日)がコース最終日となり、修了式が行われます。

 

日程:2009年8月17日(月)〜2009年8月29日(土)

 

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